■ ID | 316 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Nitrogen Removal from Livestock Wastewater by SBR Real-time Control |
■ 著者 | Ju-Hyun Kim
埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 24th International Symposium on Environmental Issues,31 May 2002, Korea |
■ 抄録・要旨 | 日本における全産業廃棄物に占める畜産廃棄物の割合は約20%にも及び、近年では増加の傾向にある。なかでも畜舎排水は生活排水等に比べ、発生量に対する汚濁負荷量が極めて高い排水であるため、未処理のまま放流された場合、水環境へのインパクトは極めて高い。また、畜産の環境保全に関わる法規制は年々強化されるなかで、畜産の経営の多くは畜産物の価格低迷等の問題も抱え、厳しい条件下に置かれている。今後の畜産経営を健全かつ長期的に発展させるためには、畜産由来の環境汚染を低コストで未然に防止する技術開発が強く求められており、また窒素・リンを含む処理効率の向上と新たな処理システムの開発が望まれている。一方、畜舎排水の高度処理過程においては、温室効果ガスが大量に生成されるため、今後は亜酸化窒素の放出特性の解明および抑制技術の開発も重要な課題と言える。本シンポジウムでは、上記のような背景を踏まえ、日本における畜舎排水処理の現状と問題点、そして畜舎排水からの窒素除去技術について紹介した。 |
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